今日も資格のおはなし

ブログアクセス数が鰻上りのワタクシです。
また地雷踏んじゃったかしら(笑)
どうもみなさん興味があるようですので、資格についてもう少し踏み込んで書きたいと思います。

まず、資格を取る事が目的の方、いらっしゃると思います。そういう方にとやかく言う気は全くありません。勉強する事は素晴らしいことです。

問題は、編物を仕事にしたい、資格を取って何かに使いたい。と思っている方々。
昔の私もそうでしたが、今の日本は何故か資格を取っていないと駄目だと思わせる空気が漂っています。それを持っていないと仕事出来ない！みたいなね。
それは全く関係ないと思うわけです。
好きなデザインが自分の好きな糸で編めるようになれれば問題無し。
ゲージの意味とちょっとした計算が出来れば、誰でもやれます。
型紙も今、教則本出てますし何とでもなりますよね。
それよりも経験値だと思います。現に、型紙無しで編んでいる方、沢山いらっしゃいますし。

お金と時間の無駄、だけでは無いんです。資格を取る弊害は。
日本の資格制度で勉強すると、「こうあらねばならない」が植え付けられてしまいがちです。私も少しその気があるので、いつも反省しています。
編物に「こうあらねばならない」は存在するのでしょうか。
綺麗に編める技法は存在しますけれど、それは絶対ではないですよね！
そうやらなければ逮捕されるわけでもないですよね！
自由ですよね！
そういう事です。でも勉強すると、どうしても固定概念が生まれやすい。
ここは問題だと思っています。
また、編物はデザインの一種です。デザインは流行があり、その時代にあったものが存在します。
資格試験にその要素を求めるのは難しいことだと思います。

本屋でニット本を買う時、あなたはその本の何を見て買いますか？
そのデザイナーがお教室をやると聞いたら、その方が資格を持っているかチェックしますか？
その人はどうやって本を出せるまでになったんですか？
海外の有名なデザイナーは日本の資格を持っているんですか？

よく考えれば、わかる事だと思います。
私の考えは以上です。

※批判的な事を仰りたい方はまずご自分の身元を明らかにして下さいね。匿名は受け付けていません。どうぞヨロシク。