パターンを書く・その1


先日、ついに私が待ち望んでいたPhildarのコットン糸がやってきました。
今までもコットン糸は取り扱っていましたが、仕入れたくてもFingeringの細いものはなかなかなくて。やっぱり細い糸でないと、真夏まで着られる作品が編めないんですよ。
展示会で糸を見た時は、ついに見つけた!と小躍りしました。

というわけで、久しぶりにデザインをすることに。
私のデザイン過程は、自分の好きな洋服でサイズを確認し、縮尺定規で製図を書いて計算し、パターンを先に書いて、検証で編んでいきます。最後にサイズ展開です。

編み方を面白くしよう!などの気持ちはいつもなく、自分が着たいもの、着やすいものを第一に考えます。普通の形が好きなんです。トップダウンは似合わないので、やりません。
あとは、今まで編んだり読んだりしていいなと思った技法や編み方を取り入れようと色々考えます。いつもいいパターンに出会うと「これは使える」と頭の引き出しに入れとくんです。

コットンで真夏となると、懸念点はいくつか。
・レースにすると、下に着るものが限定されちゃう。
・模様編みにすると、暑苦しい。
・とはいえ、ゆったりよりも、ある程度フィットしてるものが好き。

以上を踏まえ、基本メリヤスのシンプルなプルに決定。色は2色使うことに。袖や襟は編みながら決めようかと。
色は大好きな緑と青。サイコー!編みやすい、いい糸です。


キット発売は5月末予定。また過程報告します。


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